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Group Satellite Office Project

フォーバルグループ様(目黒アルコタワー)

株式会社フォーバル (東証一部:8275)

事業内容:
情報通信コンサルティング事業、経営コンサルティング事業
概  要:
グループのサテライトオフィス構築プロジェクト、FRSの親会社
面  積:
287坪
期  間:
約12か月
FRSプロジェクトメンバー
 
・プロジェクトマネージャー:
藤田
・チーフデザイナー    :
窪田
・リーシングコンサルタント:
大川原
今回のプロジェクトは、2020年に目黒に誕生したフォーバル社のサテライトオフィス。約1年間かけて進められた計画と完成されたオフィスをご紹介していきます。

エントランス。ガラス越しにフォーバルの明るく躍動的な印象を望みつつ、ゆったりと落ち着いた空間を演出。受付対応は、非対面・非接触の来客対応が可能な、アバターシステムにより行なわれる

フォーバルグループの掲げる働き方改革

フォーバルグループは、働き方改革が叫ばれるようになる以前より、積極的に改革に着手し実現してきた企業。健康経営優良法人2020(大規模法人部門)にも認定されています。
また、同グループでは、働き方改革“i-Work”(アイワーク)を導入し、改革のコンセプトを示す以下の3つの“i”を軸に推進されています。
・私が働き方を決める 主体性のi
・情報機器を働き方に合わせて活用する ITのi
・社員・家族に幸せを分配する 家族主義のi
「個に適した形態で就労が継続でき、個別の働き方でありながら、生産性を高めることができる」職場創りを掲げています。

お客様の声

「当グループでは、社員それぞれが最大限に価値発揮でき、生産性向上を期待できる環境の実現を推進しています。その試みの一環で、『そのヒトにとって最適な働きかたを選べるオフィスで、自己裁量型で働ける人材を育成する』ことを目指し、グループ全社員が利用可能なサテライトオフィスプロジェクトが始動しました」

入居するのは目黒のランドマーク的なオフィスビル、アルコタワー。目黒雅叙園の敷地内に位置し、大手外資系EC企業をはじめ、多数の著名企業が入居

「この目黒という立地について。当グループには国内外に複数のグループ会社と、約20の拠点が存在します。会議やグループ間の連携などで、東京本社への往来は少なくないため、出張者のアクセスの中継点となりやすい品川駅にも近い目黒駅を選択しました」

FRS担当者のコメント

「アルコタワーオフィスは従来のオフィス要件に加えて、グループのサテライトオフィスであること、フォーバル流働き方改革推進のモデルオフィスであることが求められていました。
職種や中堅若手問わず、誰もがアルコタワーにくれば有機的に働けるオフィス。
サテライトオフィスとしての運用を考慮しながらゾーニングや導線、デザイン、家具形状、ホワイトボードや投影モニター、ICTツールなど、丁寧に計画をしていきました。

アルコタワーは複合施設という特性から、通常のオフィスビルに比べて避難安全検証等の規制がある建物です。ゾーニング計画上、重要な導線部分に防火扉を設置する必要がありましたが、専門家との打合せを重ねて、法令を遵守しながら導線への影響が最小限になる方法を模索しました。無機質になりがちな防火扉は植栽をしつらえて、グリーンゲートとしてオフィスになじんでいます。

オフィス内は多種多様な働き方が実現できる空間となっており、社員にとって最適な働き方を選べるオフィスを目指しました。このアルコタワーで『オフィス版ABW』を体験することにより、1人1人が自己裁量型で働ける人材へと成長してくことができれば、フォーバルの働き方改革はぐっと加速度を増していくと思います。
天気の良い日は富士山も東京タワーもスカイツリーも見えます。オフィスツアー再開後は気軽に立ち寄って、ぜひ『これからのフォーバルのオフィス』を体験してみてください」

コンセプトメイキング

プロジェクトは、グループ社員が有機的に働くことができるサテライトオフィスだけでなく、同グループ流働き方改革推進のモデルオフィスとして、新しい働き方をお客様に見せるためのライブオフィスとして、いくつかのゴールを見据えて推進しました。

最適なオフィス環境とは

ヒアリングの結果に基いた具体的な提案資料より

設計にあたっては、複数のグループ内使用予定者の一日の流れを徹底的に観察、ヒアリングを実施。それらをもとに必要なツールや、動線を描いていきました。
設計は、バイオフィリックデザインなどの生産性向上の裏付けをもったデザイン手法を採り入れつつ、丁寧に行ないました。

目黒川をイメージしたというロビー空間。天然木を使用した温かい質感と垂れ下がるグリーンで、来訪者にリラックス効果を

ゾーニング計画

活発さが求められるコミュニケーションエリアから、集中したいソロワークエリアに至るまで、グラデーションさせながらのゾーニング

ALLフリーアドレス型ワークスペースで、コミュニケーションエリアを中心に配置し、静(ソロ・集中・Nap)↔ 動(コミュニケーション・グループ)をグラデーションにしたエリア構成。
青(冷静):ソロワーク
緑(調和):グループワーク
黄(活発):コミュニケーション
柱や床のポイント・家具をエリアごとに上記に沿って色分けすることで、サテライトオフィスとして利用する方や、初めて訪れた方にも直感的にわかりやすい仕掛けが施されています。

テクノロジーの活用

新しい働き方をグループ内外に見せていくために必要な、最新のICTツールを徹底的に調査。
その結果導入されたツールの一部をご紹介します。

社員の行動可視化ツールbeacapp Here

セキュリティエリア内でまず視界に飛び込んでくる大型モニターには、エリア内スペースの満空情報がリアルタイム表示

(Beacapp社Webサイト掲載資料より引用)
フィジカルディスタンシングの確保にも大活躍する他、感染症罹患者が出た際には、接触者の追跡も可能。利用実績・稼働率のデータが蓄積され、行動分析やレイアウトの最適化に貢献するという

IoT活用を促す来訪者向けサイネージ

オフィスツアー受入れを考慮し、IoT導入によって得られるイノベーションや利便性などを参加者に説明するために設置(※現在休止中)

ICロッカー

全社員が持つFeliCaカードによって開閉できる共有のICロッカー。利用状況はデータとして蓄積され、オフィス運用の最適化に貢献。ロッカー前のタッチダウンスペースは、偶発的なコミュニケーションを誘発する設計に

こちらの端末にFelicaカードをかざすことでICロッカーを使用可能

静から動へのグラデーション

ワークスペース内の各エリアは、有機的な働き方を実現させる仕掛けや、来訪者に体験してもらうための仕掛けが随所に。写真と一緒にご紹介していきます。

メインエントランスからほど近い場所にあるシンボリックなミーティングブース

バイオフィリックデザインが施されたひな壇式のプレゼンテーションスペース。お客様をお招きしてプレゼンテーションや、社内の勉強会に活用。ひな壇下は収納庫として使用可能

パントリー機能を備えたカウンターが存在感大のフリースペース

近年では定番となりつつあるファミレス風仕様のワークスペース。適度な距離感が保てることからも人気のスペースに

生産性を高めるためには適度な休憩も重要

気分転換に、アイデアの方向性を変えたいときに

会議室①

会議室②。調色調光照明によって会議のシーンに合わせた演出が可能

その他の風景

共用部に設置された自販機のひとつは、CIESF(シーセフ)仕様に。売り上げの一部が途上国での教育支援のための活動資金に充てられるという、社会貢献型の自販機です。同じ一本なら、支援につながる一本を

北西の眼下には、目黒川と沿道の紅葉が。四季の移り変わりも堪能できるのも、アルコタワーに人気企業が集まるゆえん

以上、今回はフォーバルグループのサテライトオフィスプロジェクトのご紹介でした。この記事の中の内容でより詳しくお聞きになりたいかたは、お気軽にFRSまでお問い合わせください。

取材実施:2020年11月