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集中とゆとり、メリハリとつながりを

リクルートライフスタイル 様
(池袋HarezaTower)

リクルートライフスタイル 様

事業内容:
旅行領域、飲食領域、美容領域、ヘルスケア領域、その他日常消費領域に関わるカスタマーの行動支援およびクライアントの業務支援・決済サービスの提供
FRSプロジェクトメンバー

・プロジェクトマネージャー:横井
・プロジェクトリーダー  :櫻井
・チーフデザイナー    :村山
・リーシングコンサルタント:大川原

左側のお三方が担当者の皆さま

一年半のライブ活動

移転の背景は、キャパシティの問題と、業務効率の問題。後者は、同部署が複数フロアに分かれていたことで生じていた非効率を、同フロアに統一することで解消する狙いがありました。
構想から設計、着工、完成に至るまでに要した期間はおよそ1年半。引っ越しまで入居人数や戦略方針の変化やコロナ禍の到来など、刻々と変わってゆく状況は、「ある種のライブ活動のようだった」と形容されていました。

フロアの統一により初めて同一フロアで働かれることになった従業員の方からは、「新鮮だ」という声も聞かれたとか。何気ない会話の中に、移転の成功を感じとることができたといいます。

計画のリリース

Hareza Towerの外観。生まれ変わりつつある池袋を象徴しているかのような風格

~Harezaとは~
ちょっぴりおめかしして出かける特別な場所、非日常を体験できる場は「ハレの場」。
「座」は、劇場、多くの人が集まる場所。「ハレ」と「座」を合わせて「ハレザ」。

オフィス移転には、従業員の方々にとっては生活のリズムの変化や、面倒がともなうもの。今回の計画では、創ろうとしているオフィスの姿を、パースを見せながら伝えたことで移転計画の共感を醸成することができたといいます。

グリーンウォールと天井ルーバーがアクセントとなり、特別なリフレッシュ空間を演出

オフィス最奥まで足を運ぶと、ホワイトを基調とした落ち着いた空間が

ここで働くのは、いったいどんな人なのか?

会話が弾む家具配置で、コミュニケーションを活発に

「内勤のスタッフの方が、オフィス内で過ごすうえで快適な空間をつくる」

このことを大前提に、プロジェクトメンバー全員でブレストを実施。まず、この場所で一日を過ごす従業員、特に多数を占める女性たちがどんな人たちなのか? についてイメージ像を固めるため、就業中の方を複数パターンに分け、それぞれを一日中観察。それをもとに「彼女たちが快適に過ごせるには?」について議論。最終的に、

「彼女たちがどんな趣味を持っていて、どんな風に一日を過ごしている人たちなのか?」

について仮説立てし、出来上がったプロファイルを「ハレ子さん」と命名しました。

ハレ子の一日をシミュレーション(提案資料からの抜粋)

「ハレ子さんは、どういう働き方をしたいのか」
「ハレ子さんは、どのようなオフィス生活だとうれしいか」
について表現するコピー案を、職位を問わずプロジェクトメンバー全員が10案ずつ持ち寄りました。その膨大に集まった中から絞り込み、コンセプトを決定。
集中とゆとり、メリハリとつながりを感じられるオフィス造りが自然と私に味方し
「いつもの毎日、輝く私。」へと繋がっていく。
いくつかの選択肢に迷ったとき、常にこのコンセプトに立ち返り、プロジェクトを進行していきました。

お客様からのコメント

「『ここで働く人たちに、こういう風になってもらいたい』という、FRSさんの想いが伝わってきました。その想いが、ある意味でプロジェクトのベースになっていたように思います。コンセプトを決定するプレゼンテーションのときに、
『何のためのプロジェクトなのか』
『池袋にくると、こんな面白さがあるんです』
と熱弁をふるってくださいました。

オフィスは芸術品じゃない。ワークするための道具であって作品ではないから、ほどほどに良識をもって汚しながら存分に活用してほしいと思います。オフィスを使いながら、必要に応じて変化させていったらよいと思っています。何か問題が起きたとすれば、そこには何らか理由があるはず。そういうことを時間かけて検証していきたいですね」

自然とメリハリが付けられるよう、機能ごとにゾーニングを明確に

「このオフィスの特に良いところは、メリハリが効いている点。他の拠点にも作っていきたい。窓側に向かった1名席などは、特に効果的なんじゃないかと思っています。

様々なストーリーが盛り込まれたワークエクスペリエンスをリアルに体感できるオフィスですから、この場から弊社のバリューズである『新しい価値の創造』が生まれることを期待したいです」

その他のオフィス風景

会議室風景① すべての会議室にそれぞれのコンセプトが。照明のバリエーションも豊富に

会議室風景②

出社し、上着をハンガーにかけつつ偶発的なコミュニケーションが生まれる場を

窓側にはパラソルが設置。リゾート気分でリラックスできるスペース

テントから派生し、より開放的に、且つゾーン分けが感じられる意匠に

グランピングエリアのテーブルに置かれたランタンが、気分を一層没入させてくれる演出

ホッと一息。エネルギーチャージスポット