ソーシャルワイヤー株式会社様
2006年創業のソーシャルワイヤー様は、レンタルオフィス「CROSSCOOP」の運営や、プレスリリース配信サービス「@Press」・ニュースクリッピングサービス「@クリッピング」を事業の柱に、近年成長をつづけている企業です。2014年の本社移転からお付き合いがはじまり、関連会社の移転やレンタルオフィスの新拠点開設や増床・リニューアル工事等、事業成長にかかわる様々なお付き合いをさせていただいております。
2014.3
事業拡大に伴い、レンタルオフィス「CROSSCOOP青山」内にあった本社機能を移転することを決意されたお客様。移転に時間がかかると「CROSSCOOP」への新規顧客の入居が遅れてしまうため、ビジネスの機会損失につながってしまいます。そこで、私たちがご提案内容として何よりも重要視したのはスピード感。当社が持つ物件情報から、入居手続きが早い物件を複数ご提案。FRS内でプロジェクトチームを発足し、物件選定と並行してレイアウト計画も早期に着手することで、スピーディーかつスムーズな移転を一丸となって進め、ご相談いただいてから3週間での移転を実現しました。
2014.10
順調に成長しているレンタルオフィス事業のさらなる拡大のため、「CROSSCOOP新宿AVENUE」の新拠点開設、「CROSSCOOP新宿SOUTH」のリニューアルを決定。決まったからには、一刻も早く拠点を開設し、新規顧客を獲得する必要がありました。初回ヒアリング後、通常であればラフデザインを提出するところ、すぐに実施設計段階に移行。また、第一弾として開設した新宿AVENUEでの施設、設備をフォーマット化することによって、以降の開設はよりスピーディーかつ効率的な対応が可能になりました。最終的に、通常、最短でも3ヶ月はかかる新規開設をプランニングから完成まで最短1.5ヶ月での開設を可能に。短縮した分だけ、新規顧客の獲得にかけることのできる時間の創出に成功しました。
2015.5
事業の初期に開設した「CROSSCOOP六本木」と直近に開設した「CROSSCOOP新宿AVENUE」では運営コンセプトの違いから統一感がありませんでした。そこで、「CROSSCOOP六本木」増床と既存区画のリニューアルのタイミングで「CROSSCOOP」の各拠点に統一感を持たせつつ、今後の顧客ニーズの変化を予想し、「高級」「個室」をテーマとした空間をご提案。また、ビル側との工事に関わる金額交渉や、既存設備を生かしながらのリニューアルを通じて、コストの削減も同時に実現いたしました。結果的に、営業上の効果はもちろんのこと、クオリティを統一したことによりブランド力が向上、「CROSSCOOP」のブランド戦略を一歩前に進めることに貢献できました。
私たちのビジネスの柱である「レンタルオフィス事業」は、実際にレンタルオフィスをご覧いただいてからご契約いただく場合がほとんど。そのため、仕入れから商品化までのスピードが早いほど、ビジネスチャンスにつながります。逆に、そのスピードが遅いと、売上ゼロで支出(家賃)だけがかかるというリスクがあります。FRSのみなさんは、そんな私たちのビジネスのチャンスとリスクについて深く理解し、その都度、必要な提案をしていただきました。特に、弊社の担当である柳田さんは、日本一レンタルオフィスに詳しいプロジェクトマネージャーだと思っています。
実際にお仕事をさせていただいて感じたFRSさんの強みは、何と言ってもスピードとクオリティの両立。特にスピードの面では、いつも申し訳ないくらい無理難題にお応えいただいています。また、クオリティの面でもFRSさんにお願いするようになってから、お客様から「高級感がありますね」というお声を多数いただけるようになりました。私たちにとって空間デザインは商品力そのもの。いい空間だからこそ私たちも自信を持って提供できていますし、おかげさまで、一部屋当たりの賃料も1.2倍~1.5倍ほど上昇しています。
これからもFRSさんには、ずっと弊社の成長に伴走していただきたいと思っています。ビジネスのことを深く理解した上で、素人である私たちの「やりたい!」という気持ちに応えてくれる。そんな心強いパートナーは、他にはいませんから。
取材実施:2016年8月