ブランディングと採用強化を目的としたご移転プロジェクトです。荷物の搬出入、ご予算、ビルグレードを満たす移転候補ビルを複数提案。最終的に大きな立地変更となる大規模ビルを賃借いただき、内装もガラッと変えることで企業イメージの一新が実現できました。(画像:晴海アイランドトリトンスクエアオフィスタワーX・Z 株式会社第一ビルディング公式サイトより)
(窓からの眺望)物件検討段階から、FRSの内装メンバーもチームに加わりコンサルティング。リスク回避のため、見通しの付けづらい大規模ビルへの移転に伴う内装費用やスケジュールを、早期からお客様と共有しながら、物件探し・オフィス構築を支援しました
自然の持つやさしい風合いをオフィス空間に取り入れながら、木目やグリーンが際立つよう全体の色味を抑え、明るく上品な空間をデザインしました。エントランスの先は、来客にも対応するラウンジ空間が広がります
ラウンジは、親しみやすく利用しやすい場所となるよう、オフィスの各エリアからアクセスしやすい位置にレイアウトしました
物件選定の決め手の一つとなった窓からの景色を活かすため、ラウンジの間仕切りに連装ガラスを採用し、来訪者から執務室、さらにはその奥の眺望も見通せるライブ型オフィスとしました
ラウンジエリアの会議室にもガラス間仕切りを採用し、一貫して開放感のある空間を演出
役員執務室は、ガラスに曇りをいれることでプライバシーに配慮
移転により複数フロアから1フロアになり、働く空間が大きく変化。40階の眺望を活かし、フロア全体が広々と開放的な印象となるよう設計しました
お客様の環境配慮の取組みサポートとして、環境配慮型の什器や内装材を積極的に採用。サステナブルなオフィス空間の構築を行いました。執務室やラウンジの木目調の床材は、原料にリサイクル素材を使用しているものを選定しています
ラウンジに配置した造作カウンターは、国産木材を使用し環境へ配慮。CO2を蓄える木材の利用は、CO2の削減に貢献すると共に、森林の持続的循環にも繋がります
カウンターの部材には、コーヒーの豆かすを再利用したタイルを使用
空間にアクセントを与えるラウンジの壁材は、工場や発電所から発生した灰などを原材料とする、持続可能な素材を使用した製品
ラウンジのチェアは廃漁網を張地に取り入れるなど、環境に配慮してつくられた製品を選定