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コラム : 第70回

2021年、いま求められる教育・研修とは

FRSでは、お客様の「働く場所」をプロデュースすることで、課題解決を行なっています。 ITやゾーニング、心理的効果を狙ったものなど、その手法はさまざま。当社の事例も徐々に積み上がり、お客様から感謝のお言葉をいただくことも増えてきました。

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しかし、働く場所の改善だけでは解消できない課題があるのもまた事実。そんなときこそ発揮されるのが、「企業の課題解決集団」であるフォーバルグループとしての相乗効果です。

例えば、教育・研修の領域。「会社員は、平日はオフィスに皆が集まるもの」という大前提が崩れ、リモートワークが急ピッチで導入されたことで、従来通りのマネジメント、コミュニケーションではカバーできないことが増えました。しかも、リモートワーク主体のワーク・スタイルは、前例のない未体験なもの。新旧社員が同じスタートラインに立って、新たなスキル・メソッドを習得するケースも珍しくなく、もはや「先輩社員の背中で学ぶ」ことなど到底できません。

フォーバルグループには、そんな変革期にある教育・研修領域で、各方面から好評を博している株式会社アイテックの存在があります。今回のコラムでは、そんな教育・研修領域でどのようなカリキュラムが提供されているのか、ご紹介していきたいと思います。

コロナ禍で難しくなったこと、新たに生まれた課題とは

コロナ禍を契機として、マネジメント、コミュニケーション領域では、困難になったことや、新たに生まれた課題があります。まずは、当社のお客様やパートナーにヒアリングした生の声をもとに、課題を整理していきたいと思います。

新入社員教育における課題は

まずは、新入社員研修。学生から社会人へと大きく立場が変わる瞬間は、以降のビジネスパーソンとして成長を左右する重要なフェーズのひとつです。従来は、4月1日に入社後、新入社員研修(最も多くの時間を割くのは、座学でのビジネスマナー、製品知識の習得など)を実施、雇用する側は、研修中に個々の適正を見ながら、数か月後に控える本配属の判断材料にしていくのが一般的です。座学に並行して重要なのが、メンター的な先輩社員に営業同行しながら少しずつ現場感を身に着けていくという王道の体験実習プログラム。

コロナ禍における変化について、このような声が集まっています。

  • お客様先には、最低限の人数で訪問している。結果、新入社員の同行機会が激減した
  • 対面営業を最低限にしていることで、新人には事務作業ばかり依頼される傾向にある
  • 顧客接点が減り適度なプレッシャーがなくなった。結果、自立型の人材が育ちにくいと感じる

お話を聞かせていただいたほとんどのお客様が、リアルな顧客接点が圧倒的に減ったことによる、新入社員教育の難しさについて危惧していました。

コミュニケーション領域における課題

コミュニケーションの在り方の変化についても大きなストレスになっているといいます。当社の周りではこのような声が集まりました。

  • いままではお客様に「会って話したい」という内容だけメールで伝え、要件は会って伝えるスタイルだったが、リアルな接点を減らしていることで、内容まで正確に伝えないといけなくなった
  • メールの送受信回数が圧倒的に増えた。メールを返すだけで一日のほとんどの時間を使っている気がする
  • 社歴の浅い社員が上司とのコミュニケーションの取り方がわからず、教えてもらいたことや聞きたいことなども聞きづらい環境になっている

従来のコミュニケーションでは「会って話す→電話する→メールする」という順番で、相手に伝わる度合が目減りしていくとも言われました。そのため、営業部門などでは特に「とにかくお客様に会う」という対面至上主義が貫かれていた企業も多いのではないでしょうか。そのような環境下では、この変化は確かに大きなストレスになりそうです。

これまでのように、今回のヒアリング結果では、特に新入社員研修とコミュニケーション領域に課題がありそうなことが分かります。

次章からは、アイテック社ではどのようなメニューを提供しているのか、ヒアリング結果にある課題を解消できるのかについて、みていきたいと思います。

アイテック社で提供するソリューション

アイテック社 公式Facebookページカバー写真より

アイテック社は、1983年に「IT人財の育成を通じて社会の発展に貢献する」ことを掲げ、株式会社情報処理技術者教育センターとして設立。国内民間事業者として初の情報処理技術者向けの国家試験「情報処理技術者試験」のための教育サービスを開始しました。以来、この分野でのトップランナーとして試験対策通信講座の提供、テキストの出版を中核事業に、技術知識、マネジメント、ヒューマンスキルへと教育分野を拡大、現在に至ります。

その顧客企業は多岐に渡り、教育・研修の提供先顧客には、株式会社NTTドコモ、ソフトバンク株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社、アマゾンジャパン合同会社など、錚々たる顔ぶれが並びます。

創業から約40年、幾度となく訪れた景気変動・経営環境の変化の中で、多くの企業から信頼され続けながら教育・研修メニューを提供し続けてきたアイテック社。同社の提供する教育カリキュラムから、コロナ禍以降、特にニーズの大きい教育・研修メニューについて、まとめてみました。

File1 オンラインにおけるビジネス・コミュニケーション

最初に、コロナ禍で一般的になった、オンライン・コミュニケーションに関する課題関連。アイテック社では、ファシリテーションを中心としたメニューで課題解消を目指す講座を提供しています。

顧客の課題 ・社員同士のコミュニケーションが減り、意思疎通に難がある。報連相も充分でない
・オンラインにおけるコミュニケーションマナー不足
研修の狙い ・オンライン上でのマナー、円滑なコミュニケーションのコツの習得する
・相手に伝わる「報連相」の習得、組織内のコミュニケーションの習得する
・逆境下におけるビジネスパーソンとしての模範的対応の習得する
・「感情のセルフコントロール術」を学び、長期に活躍するための自己肯定感を習得する
受講者の感想 ・グループワークで、他者の上司に対する接し方や報連相を学べた
・オンライン・コミュニケーションのマナーの水準が低かった自分に気づくことができた
・コミュニケーションの大切さを再認識し、聞きやすい環境を自ら作ることを理解した

ほとんどの受講者から、「研修後には達成感が得られ、ポジティブな気付きがあった」という声が届いているといいます。

File2 逆境力・折れない⼼の育て⽅レジリエンス研修

困難に負けない強さ、「レジリエンス力」。全ての人の内面に備わっている力を引き出して、必要に応じて発揮する方法を学ぶメニューです。

顧客の課題 ・リモートワークの影響で、自ら進んで行動する人が減っている
・若手のモチベーションが低く、離職率が高まっている
・若手のストレス耐性が落ちている。精神的に弱くなった
・ネガティブになりがち。ポジティブな感情に自らシフトしてほしい
研修の狙い ・テレワーク下でも自走できるメンタリティの醸成
・逆境や困難な状況で落ち込んだ⼼をV字回復させられるメンタルづくり
・ネガティブスパイラルを未然に防ぎ、ポジティブスパイラルを保つ力・技術の習得
・ストレスやプレッシャーへの耐性づくりのコツ
受講者の感想 ・成長・成功する人に共通する「レジリエンス力」について学べた
・レジリエンスが公私に渡って重要で、高めていくことが人生において大切だと分かった
・ポジティブな感情を忘れず自走していくことを、明日から実行します
・「ストレスは悪ではなく味方につけるとパフォーマンスが上がる」ことが分かった
・苦手分野に対する考え方や対処方法を知ることができた

「レジリエンス」が仕事においてだけでなく、プライベートにも通ずる考え方、メソッドを習得できたという声が多数寄せられているといいます。

File3 ロジカルライティング

コロナ禍でオンライン・コミュニケーションが一般的になったことで、重要度が増した「文章で伝える力」。座学よりも演習を重視し、あらゆるシーンに対応できるよう多彩なパターンのドキュメント作成のトレーニングを⾏なう研修です。

顧客の課題 ・テレワークで伝わらないメールが飛び交っている。生産性が著しく落ちている
・先輩社員の模倣のみで、体系的に学んだことのない若手社員に文章作成の基本を学ばせたい
・お客様に、過不足なくメールで要件を伝えられる文章力を身に着けさせたい
研修の狙い ・書き手の意図を正確に伝え、読み⼿にとって分かり易い表現で簡潔にまとめる技術の習得
・論理思考にも踏み込み、⼝頭での説明時にも役に⽴つ汎用的スキルの習得
受講者の感想 ・自分本位で一方通行な文章が、相手目線の伝えることに主眼を置いた文章になった
・短く、シンプルな表現のほうが相手に伝わることが分かった
・報告書作成の基礎が分かった(時系列、原因、現状など整理した説明法)

文章で伝える技術が向上した、というポジティブな感想が多く届いているそう。文章だけでなく、口頭でのコミュニケーションに役立つスキルが身に着くのは有難いメニューですね。

まとめ

今回は、教育・研修について採り上げました。

FRSでご提供する「働く場を活用した課題解決」 × アイテック社が提供する教育・研修

もしかすると、これがビジネスパーソンのパフォーマンスの最大化の方程式かもしれませんね…。

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「教育・研修について、もっと詳しく教えてほしい」

そんなときは、どうぞご遠慮なくお声がけください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

(著:FRS広報チーム)

参考資料

・株式会社アイテック(コーポレートサイト))