お問い合わせ

コラム : 第16回

健康促進する!「オフィス環境」


一つ前の記事で「健康経営」のお話をしました。
健康経営を考える上でもう一つ意識する必要があるのが「オフィス環境」です。
オフィス環境が与える従業員への影響は様々報告されています。
そこで、今回はオフィス環境改善に取り入れられる施策をいくつかご紹介いたします。

■オフィス内の照明


オフィスで使われる蛍光灯の色は「昼光色」「昼白色」「白色」「温白色」「電球色」と5種類あります。中でも一般的な色は「昼光色」「昼白色」「電球色」の3種類です。


「昼光色」
白く青みのある最も明るい色です。この青みが脳を覚醒させる効果がある事から集中力を高める色とも言われています。しかし明るいが故、目が疲れやすいデメリットもあります。


「昼白色」
太陽の明るさに最も近い自然な色で人間にとって一番身近な色とも言われています。また一番多く使われる色でもあります。


「電球色」
暖色系の温かみのある色です。リラックスをする場所にお勧めの色です。


※ちなみに、蛍光灯照明器具は2019年3月末で生産終了になります。
残り日数が少ないですが、省電力で長寿命なLED照明への変更をお勧めいたします!


また、オフィスの照明は照度も重要です。
人間は「日中は明るく、夜になるにしたがって暗くなる」という一日の光の変化に合った適切な光を浴びると効率よく活動ができるそうです。

引用元:Panasonic「マルチ調光調色システム」

一日中同じ照度の環境にいると時間の感覚を失ってしまうため、執務エリアは「朝・日中・夕方・夜」と時間ごとに照明を変化させる事で朝から退社まで効率よく働く環境を整える事ができます。
オフィス内にあるそれぞれの空間に合わせて照明の色、照度を変えることで集中する時間と休憩する時間とメリハリのある環境がつくれます。

期待できる効果:「集中」「業務のメリハリ」

■オフィスに書籍を置く

最近では、オフィス内にライブラリースペースを設けたいというご要望をいただきます。
業務関連の本、ビジネス雑誌、資格習得関連書籍など種類は様々ですが
例えばリフレッシュルームに置いておくと、本を手にする機会が増え、そこから会話が生まれ、アイデアが浮かぶことも期待できます。本は刺激や気づきを与えてくれますのでコミュニケーションツールの一つとしての活躍が期待できそうです。
皆でお勧めの本を集め合うのも手段ですし、最近は、業種や風土、組織に合った推奨書籍の運営管理を行ってくれる専門会社もありますので、プロに任せてみるのも良いかもしれません。

期待できる効果:「コミュニケーション増進」「知識習得」「自己啓発」

■オフィスに緑を取り入れる

オフィス内に植物を置くと何となくオシャレな気がしてしまいますが、それだけでなく、ストレスの軽減、リラックス(癒し)、知的生産性の向上、空気浄化効果など様々な効果が見込め、職場環境の見直しの施策の一つとして取り入れられています。

最近は空間や場所に合わせて柔軟に設置できるよう置き型タイプはもちろん、吊すタイプ、家具へ取り付けるタイプなど様々な観葉植物があります。

引用元:コクヨ「DAYS OFFICE」

オフィス内の緑視率、人の視界における植物など緑の多さを計る指標で言うと、緑視率が10%~15%の割合が最適だという研究結果が豊橋技術科学大学大学院の松本博名誉教授他からの研究から報告がされています。手入れの面で本物はちょっと・・・という方は本物に近いフェイクグリーンも多く販売されていますので、こちらを検討するのも良いでしょう。

期待できる効果:「ストレス軽減」「リラックス効果」「知的生産性の向上」「空気浄化効果」

■まとめ

いかがでしたでしょうか。オフィス環境を整える手段はまだまだたくさんありますが、今回はその一部をご紹介させていただきました。すべての環境を一度に整えるのは非常に難しいですが、もし貴社のオフィス環境や従業員の健康面で課題があれば、解決できる方法はいくつかあります。以前、体への負担を軽減できるオフィス家具の記事を書かせていただきました。オフィス家具も合わせて総合的に検討されてみてはいかがでしょうか。

第3回コラムより:毎日座るものだからこそ納得するオフィスチェアを選ぼう

第13回コラムより:実はいいことがいっぱい!「立ち仕事」のススメ

■参考資料

【オフィス照明】

生体リズムを考慮したオフィスの照明

【オフィスの緑化】

日本経済新聞:オフィス緑化のストレス低減効果 脈拍データで検証

オフィスにおける観葉植物によるメンタルヘルスケアと知的生産性の向上

DAYS OFFICE GREEN(コクヨ)